名前は知らなくとも、もしかするとどこかでこの島の画像を見たことがあるかもしれません。「太平洋の真珠(Pearl of the Pacific)」と呼ばれるほどに美しいリゾート島、ボラボラ島について紹介します。
太平洋の真珠と呼ばれるほどの絶景
18世紀の探検家ジェームズ・クックは、この島のあまりの美しさから、「太平洋の真珠(Pearl of the Pacific)」と呼びました。
ボラボラ島はフランス領ポリネシアに属する島です。タヒチの他の島からボラボラ空港への便が出ており、タヒチ島から飛行機で約50分ほどのところにあります。
ボラボラ空港からはシャトルボートで本島に向かいます。本島の周りは岩礁に囲まれており、さらにその周りを囲むように小島が点在しています。小島が本島を囲む様子をネックレスのようであると例えられることもあります。透明度の高い海と白い砂浜のビーチが美しいことで有名です。島の周辺の海がオレンジ色に染まる夕焼けの光景も魅力の一つです。
島の中央にそびえるオテマヌ山は、かつての火山の名残で、周囲をエメラルド色のラグーンが囲んでいます。このラグーンは、世界で最も透明度が高く、色とりどりの魚やサンゴが見られます。
ボラボラ島では何ができる?
島には水上バンガローを備えた宿泊施設が多くあり、プライベートな空間で海を間近に感じながら滞在することができます。そのため、新婚旅行先としても人気の高い島です。水上バンガローは通常スイートルームとなっており、高いサービスを受けることができます。
ボラボラ島では、水上でのアクティビティが充実しています。シュノーケリングやダイビングはもちろん、ジェットスキーやパドルボードなども楽しめます。また、小さな島(モツ)にピクニックに行ったり、マンタやサメと泳いだりすることもできます。水上ではなく陸上でのアクティビティもあります。例えば、オテマヌ山の麓を散策したり、4WDでジャングルを探検したり、自転車で島一周したりすることができます。
ボラボラ島の魅力は、水上や陸上だけではありません。空から見る景色も息をのむほど美しいです。オテマヌ山やラグーンを上空から眺めることができるヘリコプターやパラセーリングなどがおすすめです。特に、ハートの形をした小さな島(ツパイ島)は、空から見るとロマンチックです。
ボラボラ島では、美味しい食事も楽しめます。タヒチ料理は、魚介類やフルーツを使ったさっぱりとした味付けが特徴です。ポイソン・クリュ(生魚サラダ)やシュリンプ・カレーなどが有名です。また、フランス料理やイタリア料理なども人気です。朝食は、カヌーで水上バンガローまで届けてくれるサービスもあります。夕食は、ビーチやプールサイドでロウソクの灯りの下で食べることができます。
コテージで青い海を見ながらリラックスした時間を過ごすにも良いですし、海で遊ぶのも良いですし、空から絶景を楽しむこともできる島です。南国のリゾートを満喫できる島です。一度訪れたら忘れられない思い出になることでしょう。海外旅行に行けるようになった今、旅行先としておすすめの場所です。
あなたはボラボラ島に行ったらどんな休日を過ごしてみたいですか?